熊本県小国町の岳の湯地区では、温泉地熱で栽培される伝統野菜「黒菜(くろな)」の収穫が行われています。
地区のあちらこちらから蒸気が上がり、豊富な温泉地熱で知られる小国町の「岳の湯」「はげの湯」地区。

この場所では、地区だけに伝わる冬場の伝統野菜として古来品種の「黒菜」が栽培されています。

けさは地区の後藤 朝香(ごとう あさか)さんも30センチほどに葉っぱが伸びた黒菜を収穫していました。

後藤 朝香さん「地が温かい所しかできないと言ってそれを受け継いでずっと作っているんですけど。漬物がおいしい。あとは白和えとおひたし」

収穫した黒菜は、近くの蒸し場で蒸すと2、3分で蒸し上がります。

冬の寒さが厳しい地区ですが、地熱で畑の地中の温度が高いことから栽培できるということで、収穫は3月ごろまで続きます。













