岡山県バス協会は岡山市に対し、新型コロナの影響で中断しているバス路線再編などに関する協議を再開するよう申し入れました。

岡山県バス協会加盟のバス事業者7社の代表が岡山市役所を訪れました。この中でバス協会側は社会・業界情勢の変化をみて協議の再開と、市民にとってなにが大切かを考えたより広範囲な議論をするよう要請しました。

岡山市は2018年からバス路線の再編や利便性向上などを話し合うため、協議会を設け会議を重ねてきましたがバス事業者が新型コロナの影響が大きい中、協議は不可能として中断しています。

(岡山県バス協会 小嶋光信会長)「運賃をどうしていくのか、いろいろな路線をどうしていくとか情勢の変化がでてきましたので、それを前提としていながらももっと幅広の議論をしていきたい」

(大森雅夫岡山市長)「我々としてもとにかく市民の足を守る持続可能なシステムにしていく、これは非常に重要なことだと思います。再開の申し入れを我々として受けて、本格的な議論をしたい」

岡山市では今回の要望をうけ、会議のスケジュールも含めあらためて公共交通のあり方を検討していきたいとしています。