トヨタ自動車は、去年1年間の世界販売台数が1000万台を超えたと発表しました。3年連続の世界トップとなりました。

トヨタが発表したグループ全体での去年の世界販売台数は、前の年と比べ0.1%減少し、1048万3024台でした。

新型コロナの感染拡大や世界的な半導体不足などの影響を受けたものの、アジアを中心に需要が堅調だったことから2年連続で1000万台の大台を突破しました。

ドイツのフォルクスワーゲンは世界販売が826万台だったため、トヨタが3年連続で年間トップとなりました。

一方で、ヨーロッパや中国市場でEV=電気自動車へのシフトが加速し、欧米や中国メーカーが先行する中で、トヨタがどう存在感を高められるか課題も多くあります。