◆「凍害」に見舞われた露地栽培のレタス
RKB若松康志「久留米市のレタス畑です。雪の影響で、葉が変色してしまっています」

ファーム・クリエイト 佐藤弘也代表「凍傷みたいな感じで、黄色くなったり、形が悪くなったり。商品として出荷するのは厳しい」
久留米市の畑では、かぶせていた保温用のビニールが強風ではがれ、リーフレタスの上に直接雪が降り積もりました。収穫直前でしたが、廃棄せざるを得なくなりました。

ファーム・クリエイト 佐藤弘也代表「資材や物価の高騰が押し寄せているので、お金にならないところはもどかしい」
葉もの野菜だけでなく、来週あたりからさらに品薄になると懸念されているのが、北海道産のタマネギやジャガイモです。
福岡大同青果 青柳宏営業促進課長「今の時季、九州では北海道のたまねぎやばれいしょを売ってますので、到着しない影響は来週以降、徐々に出てきますね」
◆臨時の給水所も引き続き設置
RKB若松康志「大牟田市のショッピングセンターでは、昨日に引き続いて臨時の給水所が設置されています」

水道管の漏水などにより26日から減圧給水を行っている大牟田市。27日も給水所が開設されています。
「応急給水を安全に行うように頑張ってまいりたい」

北九州市からは、給水車が出発しました。向かう先は、26日にほぼ全域が断水となった香春町です。27日は断水していませんが、減圧給水を実施しています。10年に一度の寒波、28日も内陸部を中心に氷点下となる予報で、気象台は引き続き路面の凍結などに注意を呼びかけています。