富山市の奥田交番襲撃事件の差し戻し審が富山地裁で始まりました。被告は一審同様、裁判長の問いかけに口を閉ざしています。

髙橋記者:「富山地裁前です。午前10時から差し戻し審の初公判が始まっています」

約5年ぶりに法廷に姿を見せた島津被告はスーツ姿でメガネをかけ、黒髪短髪で無精ヒゲが伸びていました。裁判の冒頭、裁判長に名前や生年月日、住所を問われましたが、一審同様、前を向いたまま一切答えず、起訴内容についても口を閉ざしました。

事件は2018年6月、富山市の奥田交番で、男性警察官が男に刃物で殺害され、奪われた拳銃で近くにいた別の男性が撃たれ殺害されたもので、元自衛官、島津慧大被告が強盗殺人などの罪に問われています。



一審の富山地裁は「強盗殺人罪」の成立を認めず、無期懲役の判決を言い渡しましたが、控訴審では判決に事実誤認があるとして、審理を富山地裁へ差し戻していました。


今回も検察側は死刑を求刑する見込みで島津被告にいつ拳銃を奪う意思が生じたのか、「強盗殺人罪」の成否、被告の責任能力などが最大の争点となります。














