2028年3月に閉館する松山市民会館に代わりJR松山駅の西側に整備する新しい文化施設について、愛媛県松山市は、現在と同じ大、中、小の3つのホールを設ける案など、6つのモデルを示しました。

2日、開かれた有識者や文化団体の代表らでつくる検討会で、松山市は市民や文化団体へのアンケート結果などをもとに、施設の規模や機能を検討した6つの案を示しました。

それによりますと、現在の松山市民会館と同じ、興行利用が可能な1825席を備えた大ホールと、中ホール、それに能舞台を備えた小ホールを設ける案のほか、ホールに加えて200席を備えた演劇やダンスなどに使えるスタジオなどを設ける案などが盛り込まれています。

これに対し、委員からは音響を重視する意見やより幅広い機能を求める声もあがりました。

(池田慈委員※ピアニスト)
「市民会館は音響のよさが売りだと思う。そういったものもを含めての現状維持を結構多くおっしゃっていただいていると思う」

(郡司島宏美委員※NPO法人シアターネットワークえひめ理事)
「例えば、中ホールと小ホールを兼ねるくらいの間、例えば300席から400席とかの案をもあってもいいのかなと感じた」

この6つの案は、今年度中にまとめる基本方針に盛り込まれ、その後、来年度から作成する基本計画で施設の規模や機能について決定する予定です。

また、2日は、新しい施設がJR松山駅の西側にできるまでの間、文化活動を行政と市民の間に入って支援する、中間支援組織の立ち上げに向けた研究会も設立されました。