いわゆる"ニセ警察詐欺"で70代の男性から現金620万円をだましとったなどとして、現金の回収役とみられる台湾出身の男が逮捕されました。男は短期ビザで来日していて「荷物を受け取る仕事を4回から5回やった」と供述しているということです。

詐欺などの疑いで逮捕されたのは、台湾出身の職業不詳・張清哲容疑者(40)です。

張容疑者は今年8月、他の人物と共謀して、警察官や検察官、郵便局員になりすまし、福岡県の70代の男性に「郵便法などに抵触している。資金調査をする必要がある」と電話でうそを言って、現金620万円をだましとった疑いがもたれています。

警視庁によりますと張容疑者は現金の回収役とみられ、福岡市内の公園で既に逮捕・起訴されている受け子の60代の男から手渡しで現金を受け取っていたということです。

張容疑者は短期滞在のビザで来日し犯行に及んだ後、出国していましたが、先月、再び来日しようとしたことから警視庁が成田空港で逮捕したということです。

取り調べに対し張容疑者は「今は事件のことについては話したくありません」と認否を留保している一方、「荷物を受け取る仕事を4回から5回やった」とも供述しているということで、警視庁が余罪を調べています。