「東海汽船」で、乗組員の当直勤務中の飲酒などが発覚した問題で、井林国土交通大臣は東海汽船に対し、一部の船舶について、20日間の使用停止処分とすることを明らかにしました。今後は、国と東京都、東海汽船からなる会議を立ち上げ、再発防止に向け指導を行う方針です。

この問題は、東京と伊豆諸島を結ぶ「東海汽船」の乗組員が酒気帯び状態で乗務していたことや、アルコール検査を身代わりによって偽装するなどしていたものです。

井林国土交通大臣はきょう(2日)、東海汽船に対して、一部船舶を20日間の使用停止とする処分を明らかにしました。

今月9日から28日までの20日間、所有する5隻のうち、大型船1隻と高速ジェット船2隻が使用停止となります。

期間中は、残る2隻に加え、周辺の事業者も代替の船を出し、影響は抑えられる見通しです。

「東海汽船」は東京と伊豆諸島などを結ぶ離島航路を担っていて、国交省の関東運輸局は、「業務停止」も検討してきましたが、生活への影響などを考慮し、処分は緩和された形です。

一方、今後の再発防止策が確実に行われるよう、国交省の関東運輸局は、東海汽船や東京都とともに、安全に関する会議を立ち上げるということで、井林大臣は「厳格に指導監督を行っていく」としています。