8月、札幌市北区の80代女性からだまし取ったキャッシュカードを使い、郵便局の現金自動預け払い機(ATM)から現金50万円を引き出して盗んだとして、39歳の男が逮捕されました。

詐欺と窃盗の疑いで逮捕されたのは、大阪府摂津市の無職、風間史樹容疑者39歳です。

風間容疑者は、8月7日、氏名不詳者らと共謀し、札幌市北区の80代女性から通帳とキャッシュカードをだまし取り、郵便局のATMから現金50万円を引き出して盗んだ疑いが持たれています。

警察によりますと、風間容疑者らは、被害に遭った女性宅に銀行員のササキを名乗って「還付金を受け取るにはキャッシュカードを新しく作る必要がある」などと嘘の電話をかけ、郵便局員のイノウエを家に向かわせる口実を作りました。

その後、女性宅を訪問した風間容疑者が、通帳1通とキャッシュカード1枚を女性の隙を見てすり替えて盗んだということです。

風間容疑者らは、女性にあらかじめ通帳とキャッシュカードを封筒の中に入れるよう指示した後、女性宅で封筒を預かった風間容疑者が、印鑑を取りに行かせている間に、封筒の中身をトランプのカードとおもちゃの通帳にすり替えたということです。

風間容疑者は「新たな通帳とキャッシュカードが届くまでの保管用」として封筒を女性に渡し、その場から去っていきました。

女性は、一連の出来事を家族に相談したことで被害に気付き、警察へ届け出ました。

詐欺と窃盗の疑いで風間史樹容疑者を逮捕した札幌北警察署

警察は、防犯カメラの解析などから、風間容疑者を割り出し、10月1日に逮捕しました。

取り調べに対し、風間容疑者は「自分がやったことだと思います」と話し、容疑を認めているということです。

警察は、余罪の有無や共犯者など詐欺グループの全容解明を進めています。