TSMCの進出によって渋滞悪化が懸念されるとして、その緩和へ向けた実証実験が行われました。
記者「朝の混雑を解消するために利用を呼びかけているのが、こちらの無料通勤バスです」
熊本市を出たバスが向かったのは菊陽町のTSMCの工場建設地に隣接するセミコンテクノパークです。
これは県と県内のバス会社が共同で企画したもので、バス料金を無料にして公共交通への利用を促します。
きょうは熊本市や合志市など4つの方面からバス21台が運行されました。
無料バス利用者「(普段は)もっとスイスイ行きたいですけど、車が多くて。みんなそう思ってるんじゃないかと思うんですけどね」
セミコンテクノパークではおよそ1万人が働いていて、そのうち 9割ほどがマイカー通勤をしていることなどから周辺の交通渋滞が課題となっています。
無料バス利用者「運転しなくていいのは楽だなと感じました。毎回という形ではなく、(マイカーと)併用みたいな感じになりそうかなと個人的には思います」













