2025年仙台港周辺で大規模な冠水被害が起きた記録的な大雨から、10月1日で1年となります。この地区では仙台市が排水用のポンプを増強する工事を進めています。

2025年10月1日、仙台港周辺では上空の強い寒気の影響で局地的に猛烈な雨が降り、複数の車が水没するほどの冠水が起きました。この地区はもともと土地が低いため、市は2015年に西原雨水ポンプ場を整備し、大雨の際は周辺の545ヘクタールに流れ込んだ雨水を直径1.8メートルのポンプ2台で、仙台港へと排水しています。
星野 気象予報士:
「一方、こちらの建物では新しいポンプを運び入れるための設備を取り付ける工事が行われています」

市では、さらなる大雨に対応すべく排水能力を従来の2倍にしようと、2026年7月にもう1棟の建屋を建設しました。

仙台市 下水道計画課・斎藤 竜平・係長:
「こちらの施設が完成した際には、下水道の整備水準である1時間52ミリの雨の際にも被害を抑えることができると見込んでいる」
ただ、2025年10月の大雨ではその水準を大幅に上回る1時間100ミリの雨が降ったとみられていて、ポンプ場の整備が完了しても、こうした雨では浸水のリスクは残ると言います。

仙台市 下水道計画課・斎藤 竜平・係長:
「仙台市では、浸水リスクを示す雨水出水浸水想定区域図や浸水履歴マップといった浸水のしやすさが分かる資料を公表していますので、そういったものを活用いただいて浸水被害に備えてほしい」

このポンプ場には今後、3台のポンプが増設される予定で、約1年後の工事完了を目指しています。














