10月1日は「印章の日」です。高知市の神社では役目を終えた印鑑を供養する「印納祭」が行われました。

高知市の高知大神宮で行われた「印納祭」は、使わなくなった印鑑を無料で受け付け、供養する祭りです。日本での実印制度は1873年10月1日に始まったとされ、印章業界はこの日を「印章の日」としています。これに合わせて、県内の印鑑業者でつくる県印章業組合連合会は、毎年、供養祭を行っていて、2026年で20回目を迎えました。

1日は1年間に県内から寄せられたおよそ500本が供養されました。寄せられる印鑑は、亡くなった家族の印鑑が多くを占めると言います。

▼両親の印鑑を供養
「印鑑は自分の身代わりみたいなもので、処分することができなくて、どうしようと思っていたけど、供養してもらいうれしい。ホッとした」

▼県印章業組合連合会 國見俊介 会長
「今から数十年後は印鑑がなくなることがあるかもわからないが、その未来に向けてあらゆる努力をしながらハンコ文化をなくさないように継承していく」

近年は、行政手続きなどでオンライン化が進み、印鑑を使う機会が以前より少なくなってきていますが、「その人を表す証」としてこれからも印鑑を残せるよう努力していきたいとしています。