あすから10月ですが私たちの生活に関わるさまざまな制度が変わります。料金の変更や、値上げ、そして暮らし・働き方に直結する変更点もあります。「あす10月から変わること」、こちらにまとめています。

◯酒税改正、税率統一(ビールは安く!)
◯加熱式タバコの値上げ
◯飲食料品の値上げ
◯電気・ガス代補助が終了
◯ゆうパックの基本運賃引き上げ など
まず「酒税改正」から見ていきます。酒好きな高知県民には大きく影響する話ですが、一言で言うと「ビール系飲料の税率が一本化」されます。これまではビール、発泡酒、チューハイなど酒の種類によって税額が違い、ビールの税率は高かったんですが、10月1日からはビールの税率が引き下げられます。350ミリリットル換算で、これまで「およそ63円」だったのが、10月1日からは「およそ54.25円」になります。

ただ一方、これまで税率が低かった発泡酒や第三のビールと言われる麦芽比率が低めの酒は、税率が一本化されたことで増税された形になります。ビール好きの方にとっては朗報ですが、値上がりするチューハイ類の駆け込み需要が高まりますね。

そうなんです。酒類を販売する「リカオー御座店」に取材したところ、担当者は「今月中旬になってチューハイや発泡酒が爆発的に売れ始めた。先月と比べると1・5倍~2倍ほど売れている」と話していて、30日までは“駆け込み需要”となりそうです。
そして加熱式タバコも10月1日からメーカーによって1箱で20円から40円値上げされます。

加熱式タバコはこれまで紙巻きタバコと比べて税負担が軽かったんですが、政府が課税方式を見直し、税負担の差を解消しようと4月にも値上げされていて、今回が2度目の値上げです。
さらに飲食料品の値上げラッシュも止まりません。帝国データバンクの調査では、10月1日から、加工食品、調味料、菓子、飲料・酒類など、3153品目が値上げされる見通しです。

原材料が高くなっているのはもちろんですが、中東情勢に伴う容器、包材の価格高騰や、エネルギー費、物流費、人件費の高騰も影響しています。
飲食料品に関してはこのところ、ずっと値上げが続いているような気がしますが、今回も「またか…」という感じですね…。
これで2026年の値上げは2025年に続いて2万品目を超え、帝国データバンクは「今後も中東情勢や為替動向などの影響を受け、2027年にかけて断続的な値上げが続くと予想される」としていて、家計への影響は続きそうです。
そして、実は、国が行っている電気・ガス料金の補助が、10月の使用分からなくなります。

政府は、夏の冷房などで電力使用量が増えるため、7月から電気・ガス代を「1キロワットアワーあたり3.5円~4・5円」補助していましたが、こちらも10月の使用分から終了となります。
30日もそうでしたが、あすから10月とはいえまだ残暑は厳しく、日中は冷房をつけている方も多いでしょうから、このあたりも家計に影響しそうですね。
そして「働き方」に関する制度やルールも変わります。こちらです。

◯『106万円の壁』撤廃
◯同一労働同一賃金
◯自営業者(フリーランス)の育児期間中の国民年金保険料免除
◯カスハラ対策の義務化
「106万円の壁」は、パートやアルバイトの人が年収106万円をこえると扶養から外れる基準で、これまでは、「年収106万円を超えないため、働くのを控えることにつながっている」と指摘されていましたが、10月1日からこの収入による基準がなくなり、労働時間などで判断されるようになります。

そして、「カスタマーハラスメント」いわゆる「カスハラ」対策を、企業などが講じることが義務化されます。顧客の理不尽な要求や迷惑行為などに対し、企業や事業主が対応方針を明確にして相談体制を整備することなどが求められます。

理不尽な「カスハラ」は社会問題にもなっていますし、高知は中小企業が多いですから、企業側が「毅然と対応する」ことがこれから求められますね。
ここまで、「あすから変わること」をまとめてお伝えしました。














