NHKの『ニャンちゅうワールド放送局』の「ニャンちゅう」役などを務め、現在、ALS(筋萎縮性側索硬化症)で闘病中の声優・津久井教生さんが9月29日、自身の公式ブログを更新。訪問看護師から緊急時用手動式人工呼吸器具「アンビューバッグ」の使い方について講習を受けたことを報告しました。

津久井教生さん 公式ブログより引用




津久井さんによると、アンビューバッグとは普段使用している呼吸器が故障や不具合を起こした緊急の際、手動で操作して呼吸を補助するための医療器具だといいます。今回の講習は、日頃からケアを担当している訪問看護師のK看護師が丁寧に行ってくれたことを明かしました。

津久井教生さん 公式ブログより引用




津久井さんは「この状況になるのは最後の最後ですが〜自発呼吸が低下して困難になった今、知識としても必要なのです」とつづり、病状の進行に伴い緊急時対応への理解を深める大切さを噛み締めました。

津久井教生さん 公式ブログより引用




講習の中では、器具の操作方法について丁寧な解説を受けたものの、自身の手を動かすことができない現状から「私はどうしたらいいの?」と一瞬困惑したという津久井さん。

津久井教生さん 公式ブログより引用




しかし、K看護師から患者自身には「安心して身を任せる役割」があることを優しく伝えられたことで、不安が一気に解消。「私にもやる事がありました」「私は安心して身を任せる役割です♪」とつづり、医療従事者への深い信頼と感謝の気持ちを込めながら、前向きな言葉でブログを締めくくりました。

津久井教生さん




津久井さんは、2024年10月の投稿の際、罹患公表から5年が経過したことに触れ、「病状の進行の早さからすると 5年も生きていてすごいと思います。家族と介護に携わってくださった皆さんに感謝です」と周囲への謝意を述べていました。

津久井教生さん 公式ブログより引用




続けて「病気はいきなり目の前に現れるのです! どうか皆さん、日頃の健康チェックを大事にしてください」とファンへ健康管理の大切さを呼びかけています。

津久井教生さん 公式ブログより引用




津久井さんは、1992年からNHK教育テレビ(現・Eテレ)で放送が始まった『ニャンちゅう』シリーズのキャラクター「ニャンちゅう」の声を初回から30年以上にわたって演じてきました。それ以外にも『ちびまる子ちゃん』の「関口くん」役、『ご近所物語』の「西野ジロー」役、『忍たま乱太郎』の「楽呂須太夫」役など、数多くの人気作品で声優を務めてきました。過酷な病と向き合いながらも発信を続けるその姿は、多くの人々に勇気を与えています。

【担当:芸能情報ステーション】