「国家情報局」が発足し、インテリジェンス=情報活動への関心が高まるなか、公安調査庁で、学生らが調査官として情報収集・分析を体験するイベントが開かれました。
きょう(29日)、東京・霞が関の公安調査庁で開かれたのは、国家公務員採用試験の受験を考える大学生や院生を対象にした職業体験イベントです。
例年の応募者は50人から60人程度ですが、国家情報局が発足した今年は応募者が200人を超え、倍率およそ10倍の抽選で選ばれた16人が参加しました。
きょうのイベントでは、「架空の国の組織が日本のインフラ施設にサイバー攻撃を企て、その組織の一員が国内に潜伏している」という設定で、学生らは公安調査官として情報を集めて分析しました。
公安調査官役の大学生
「組織は単体で動いているんですか」
関係者役の公安調査庁職員
「最近だと軍との関係を深めて、そこからサイバー攻撃に必要な資材や設備、資金の提供を受けているという話があるみたいですね」
参加した大学3年生は、「開示してはいけないこちらの情報を出さずに、どうこちらがほしい情報を引き出せるかが難しかった」と話しました。

公安調査庁の武田雅之人事課長は、「インテリジェンスは様々な政策などの判断に不可欠なものだ。人を介した情報収集『ヒューミント』を強みにしているので、最前線で情報収集するやりがいを感じてほしい」と話しました。














