台湾の半導体製造大手「TSMC」が進出する菊陽町(きくようまち)が、きょう1月27日、肥後銀行・熊本銀行とそれぞれ連携協定を結びました。

菊陽町ではTSMCの新工場建設が進んでいて、半導体関連企業の進出や台湾からの働き手の増加が期待されています。

協定を結んだ2社は、それぞれ台湾の銀行と業務提携していて、菊陽町は、そのネットワークを企業誘致に向けた海外情勢の分析や特産品の販路拡大などに生かしたい狙いです。

菊陽町 吉本孝寿 町長:「(銀行と)一緒になって考えて、また職員とともにやっていけば、(台湾と)より良い関係が築けるとともに菊陽町の発展に繋がるものだと考える」

また、吉本町長はこの協定をもとに「菊陽町の若者が地域で事業を立ち上げられるよう支援に力を入れたい」としました。