2022年、青森県内で発生した特殊詐欺による被害額は、前の年の4倍近い、2億8000万円あまりに上り、過去3番目に高くなりました。

青森県警察本部のまとめによりますと、2022年の1年間に届け出のあった特殊詐欺の被害額は2億8607万円に上り、統計を取り始めた2011年以降では3番目に高くなりました。
仮想通貨や外国為替投資を名目にした金融商品詐欺で1億円を超すなど、被害額は前の年の4倍近くに増えた一方で、件数は39件と過去3番目の少なさです。

警察は金融機関との連携や啓発活動を通して詐欺被害の抑止に努めたいとしています。