便宜を図った見返りに「日本化粧品協会」から高級クラブや性風俗店で接待を受けたとして、収賄の罪に問われている東京大学大学院の元教授の男の初公判が行われ、男は起訴内容を認めました。

東大大学院元教授の佐藤伸一被告(63)は2023年3月から2024年8月の間に、一般社団法人「日本化粧品協会」との共同研究で便宜を図った見返りに、高級クラブや性風俗店でおよそ183万円相当の接待を違法に受けた収賄の罪に問われています。

東京地裁できょう(25日)行われた初公判で、佐藤被告は「間違いございません」と述べ、起訴内容を認めました。

検察側は論告で、「欲望に目がくらみ、賄賂を継続的に収受していたばかりか、繰り返し要求していた」「賄賂の内容は享楽的で性的な欲望を満たすもので、動機は身勝手で利欲的」などと指摘。佐藤被告に対し、懲役2年と追徴金およそ183万円を求刑しました。

一方の弁護側は、「執行猶予付き判決が相当だ」と主張しました。

判決は来月22日に言い渡される予定です。

この事件をめぐっては、すでに贈賄の罪に問われた「日本化粧品協会」元代表理事の有罪判決が確定しています。