富山市が国勢調査の人口を実態より多く報告した疑いで総務省の審査を受けている問題で、25日、市の担当部長が市議会で陳謝しました。しかし、意図的な「人口水増し」があったかどうかについては「確定値が公表される29日までは何も言えない」と述べ、疑惑の核心については説明しませんでした。
富山市企画管理部 清水裕樹部長
「本市の集計に誤りがあるのではないかといった報道等がなされていることにつきまして、委員の皆さまには大変ご心配をおかけしています。そのことに対しては心よりお詫び申し上げます」

この問題は、富山市が2025年の国勢調査で、人口を実態より多く報告した疑いがあるとして総務省から審査を受けたものです。

委員会では、最大会派・富山市議会自民党の高田真里議員が当局の見解を質しました。
富山市議会 高田真里議員
「一部マスメディアの報道からいくと、人口の意図的な水増しが行われたんじゃないですかという。みなさん疑念を持ってらっしゃる。どのように受け止めていらっしゃるのか」

富山市企画管理部 清水裕樹部長
「報道等で流れている「水増し」という言葉でございますが、これに関しましても、総務省の確定値の審査の内容にも関わってくることだと考えておりますので、そのあたりの見解というものも、今回は回答を差し控えさせていただきたい」

富山市議会では9月10日の本会議で高田重信市議が、国勢調査について前回との比較や今後の活用について一般質問しましたが、速報値の誤りや、確定値へ向けて今月4日に調査が入ったことの報告などはありませんでした。

これについて清水部長は「(10日の)質問は、前回の国勢調査の結果と今回の速報値の比較についてであり、答えた内容に問題はなく、特段のお断りは入れずに答弁した次第」だとしました。
高田真里議員は過大報告を巡る経緯など合わせて8つ質問しましたが、清水部長は国勢調査の確定値が公表される9月29日までは「何も言えない」と回答を差し控えました。















