静岡県富士市で9月24日、路線バスが家屋の外壁などに衝突し、乗客3人が軽いけがをした事故で、このバスの運転手が事故直前に一時、意識を失っていたことが分かりました。

警察によりますと、9月24日正午頃、富士市南松野の市道で、乗客3人を乗せた路線バスが家屋の外壁と駐車していた車1台に衝突しました。

この事故で、乗客の89歳女性、85歳女性、28歳女性の3人が顔面や首などを打つ軽いけがをしました。

路線バスを運行する富士急静岡バスは24日、61歳の男性運転手が事故直前に意識を喪失していたと発表しました。

運転手が意識を喪失したタイミングでバスは対向車線にはみ出し、通り沿いのフェンスに接触しながら家屋と車両に衝突して停車していて、衝突後に数秒してから運転手の意識が回復する様子が、バスの車内の複数のドライブレコーダーに記録されていたということです。

男性運転手はこれまでの業務中に意識を失ったことはなく、運転に注意を要するなど指導を受けたこともないということです。

当日朝の点呼時の健康状態などにも異常は無かったということです。

事故後、男性運転手は医療機関を受診し、体調に問題がないか確認をしているということです。

富士急静岡バスでは「怪我をされた方々にお見舞い申し上げます。関係の皆さまに多大なるご迷惑・ご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。運転手の健康管理に一層注力して再発防止に努めます」としています。