
10月は秋祭りの季節。RKKではテレビ開局直後から各地の祭りの様子を撮影、放送してきました。映像は1959年(昭和34年)10月放送の、御船町の辺田見若宮神社に200年以上続くお祭り「通しもん(としもん)」の様子です。当時のニュースはこう伝えています。

「上益城郡御船町若宮神社で、去る9日秋祭りが行われました。この日、午前6時におごそかな神事が終わると、各町内の子供神輿7台が70人の子ども達にかつがれ、朝もやの立ち込める神社を出発しました。


また行列の途中には、奇麗に着飾った30人の子供達が、この地方に古くから伝わる「田の面の唄」(たのものうた)を唄いながら続きます。

この「田の面の唄」は、今から約170年前、大洪水で若宮神社の御神体が川尻の犬渕まで流された時、氏子総出で御神体を迎えに行った時に唄ったのが、その起こりだと伝えられています」

当時のニュースフィルムには残念ながら音声は記録されていません。子どもたちが歌っていた「田の面の唄」は、『田の茂(も)の今日のにぎわいは 神をいさめて身は舟に こがれこがるるそでたもと うかれうかれてきたわいな』という歌詞だそうです(熊本県総合博物館ネットワークのサイトより)。
辺田見若宮神社は、7月の地震で灯籠が倒れるなどの被害がありましたが、「通しもん」は今年も例年通り10月9日に行われる予定です。















