10年に一度の寒波の影響は26日も。大分県玖珠町では氷点下9.9度を観測、26日朝はこの冬一番の寒さとなりました。

(大分市の街頭で)「家の中でも上着を羽織らなきゃいけないぐらい寒くて、床もめっちゃ冷たくて最悪でした」「寒さ対策で、張るカイロとか張らないカイロを持っています」「洗面台に行ったらお湯でなくて凍ってて、それでやかんでわざわざ沸かしたりしてすごく寒かったです」

放射冷却の影響もあって、26日未明から朝にかけて県内9か所で今季一番の冷え込みになりました。玖珠町では最低気温が氷点下9.9度、由布市湯布院町では氷点下9.7度を観測しました。

寒波の影響で中津市では25日から住宅や事業所などおよそ600軒で、水道管などからの水漏れが相次ぎ、浄水場の配水池の水位が低下したため、およそ2万8千世帯で給水が制限されています。このため、中津市は26日朝から市内7か所で給水拠点を開設して対応しています。

(給水に来た人)「(水は)きのうの夜から出ません。困ることだらけです」「児童クラブで水の貯えというのがどこまでできるのかな」

県内は27日未明から昼前にかけて山地を中心に大雪となるおそれがあり、26日午後6時から予想される24時間降雪量はいずれも多いところで山地で8センチ、平地で2センチとなっています。大分地方気象台は引き続き降雪や、路面凍結などに注意するよう呼びかけています。