台風25号の影響で、千葉県と神奈川県では死者11人が確認され、3人の行方は今もわかっていません。土砂災害の「警戒区域」でない地域でも土砂崩れが起きていて、住民は「想定外だった」と話しています。

記者
「発生から4日経ったきょうも懸命に捜索活動が行われています」

千葉県鴨川市西町で土砂崩れが起きた現場では、60代男性の行方がわからず、きょうも消防などによる捜索活動が続いています。

これまでに確認された死者は千葉県で7人、神奈川県で4人となり、行方不明者は千葉県で2人、神奈川県で1人となっています。

土砂崩れが相次いだ今回の大雨。現在行方が分からない3人全員が、土砂崩れに巻き込まれたとみられています。

被害はなぜ防げなかったのか・・・。

これは鴨川市のハザードマップで、捜索活動が続く西町の土砂災害の危険度を示したもの。オレンジ色の部分が「特別警戒区域」、黄色の部分が「警戒区域」ですが、今回、土砂崩れに巻き込まれた3棟の住宅はいずれも警戒区域から外れていました。

住民は土砂崩れは「想定外だった」と話します。

近隣住民(60代)
「もうちょっとこちら寄りですね、右寄りの方が危ない地域になってて。ここらへんはそんなになかったんで、安心しちゃったというか」

鴨川市はJNNの取材に対し、「警戒区域外での人的被害があったことについては大変重く受け止めている」としたうえで、「警戒区域は県が指定するもので、指定を受け次第、ハザードマップに掲載する」としています。