岩手県紫波町の飲食店が提供した、おにぎりを原因とする食中毒が発生したとして県は21日、この店を3日間の営業停止処分としました。
営業停止の処分を受けたのは紫波町日詰西の「立呑処 SUNSET」です。
県県民暮らしの安全課によりますと9月18日、県央保健所に管内の教育施設に通う生徒の保護者から「発注したおにぎりを食べたグループ内の複数が食中毒のような症状が出た」と通報がありました。
調査の結果、16日朝にこの店で調理・配送されたおにぎりをこの日の昼に食べた17人中12人(生徒9人、大人3人)が腹痛や下痢、吐き気の症状を訴えました。
食中毒の原因物質は便の検査によって患者1人とこの店の調理従事者1人から検出された黄色ブドウ球菌です。
12人はいずれも医療機関を受診しませんでした。現在は全員回復しているということです。
県はこの店を食品衛生法に基づき21日から23日まで3日間の営業停止の処分としました。
【黄色ブドウ球菌】
ほこりの中や人の皮膚・鼻などの粘膜に存在する細菌です。調理などで汚染された食品の中で菌が増殖する際に作り出した毒素エンテロトキシンを摂取することで食中毒が発生します。
予防法は調理前の適切な手洗いや消毒で、手指に傷のある人は直接調理に携わらないことも勧められています。














