俳優の東出昌大さんが9月21日、『誰が為にか書く ~東京から離れた山暮らし日記~』 発売記念記者会見に登壇しました。

『誰が為にか書く ~東京から離れた山暮らし日記~』 発売記念記者会見

会見数分前、ペットボトルと紙コップの飲み物片手に、ふらっと会場に登場した東出さん。
ひげを蓄え、少しシミのついた汚れたベージュのチノパンにグレーのシャツ、濃いブラウンのチェックのベスト姿の東出さんは、集まった報道陣の数に少し驚いた表情。会見当日、台風25号が関東地方に最接近することが予想されていることに触れ、〝すみませんお足元の悪いなか、台風のなか、こんな日になっちゃって…(笑)〟〝台風なので、皆さっさと帰りたいと思いますし、私も早く帰りたいので早口で済ませたいと思います(笑)〟などと報道陣に話しかける場面も。

東出昌大さん




その後も〝なんか図書室みたい。飲食はダメですよね?〟と会場をきょろきょろ。会場内を歩き回って〝座ってもいいですか?〟と椅子を持ち出すなど、自由奔放な姿を見せました。

東出昌大さん

2004年にメンズノンノ専属モデルオーディションでグランプリを獲得し、2012年に映画『桐島、部活やめるってよ』で役者デビューした東出さん。NHKの朝の連続テレビ小説などに出演するなど、一気にスターの道を駆け上がっていった東出さんは、2021年、突如、東京を離れ、北関東の山間部で半自給自足の暮らしをスタートさせます。週刊誌の連載をまとめた本著では、シカを撃ち、現在の家族と会話しながら暮らす、日常の一コマを24編のエッセイで綴っています。

『誰が為にか書く ~東京から離れた山暮らし日記~』


初の単著を出版した理由を問われた東出さんは〝日記を付けたいなって思っていたが、「書くぞ!」って思った日はいっぱい書けるんですけど、それも三日坊主で終わる(笑)〟と自身の性格に苦笑い。〝週刊誌の連載をいただいたときに、月に3本書いていたんですけど、ということはそれなりに固定給になるなと思って。お金も稼がなければならんしというところで書き始めた〟と、「山暮らしの日記代わり」と「食い扶持を稼ぐため」と正直に告白。実際に現時点で想定の倍以上の売れ行きになっているとも明かし〝一旦、良かったな〟とホッと胸を撫でおろしました。そのうえで〝重版するか分からないけど、良かった良かった。欲を言えば、いっぱい売れたいですけど、印税がもらえるので(笑)〟と笑ってみせました。

東出昌大さん


山暮らしを始めたきっかけを問われると〝あけっぴろげに言うとスキャンダルがあって預金がバーッと無くなって…(笑)〟と自分で言いながら大笑い。〝でも生きていかなきゃいけない、でも東京って家賃が高くて月に8万円とかも当時の私には払えないと思った。仕事のオファーも無いし…いつ(週刊誌に)撮られるかも分からないし…〟と、以前から狩猟のために通っていた山間部に言わば〝逃げるような形〟で移住生活が始まったと明かしました。

東出昌大さん


著書の帯には「この男、単なる軽薄か。それとも傑物かー」と赤字。自身ではどちらだと思うかと問われると〝私は「軽薄」だと思います(笑)〟と評価し、〝いま38歳なんですけど、最近、自分がやっと「軽薄」だなって気付いたんです、やっと〟としみじみコメント。〝軽薄さから、今は立派な大人になりたいって思っている。なれるかなれないかは分からないけど、そこは本音〟と話しました。

東出昌大さん


終始自然体で、本音で語る姿勢を報道陣から指摘されると〝年ですね、単純に。恥も外聞もなくなって…本音ばっかり喋るんです私(笑)〟とにっこり。〝年を重ねたのと山暮らしと両方(影響している)かな〟と話しました。

『誰が為にか書く ~東京から離れた山暮らし日記~』

現在は、妻と1歳半になる娘と家族3人での山暮らし。
〝親の欲目は持っちゃいけない。「自然を好きになってほしい」ということ自体がそもそもね。「好き」という感情は湧き起こってくるものなので、「好き」の衝動は大事にしてほしい〟と父の顔で「育児論」を語った東出さん。一方で、〝最近(娘が蝶を見つけて)「ちょうちょ!」って指差して。「あ、蝶々が好きな子だったんだ良かった~」とか思いました〟とデレデレした表情を見せました。

東出昌大さん


日に日に成長していく娘について東出さんは〝でもこれからギャルっぽい格好したり、「渋谷行きたい」とか言うんだろうなと思ったら、それはそれでいいなと思います。それはアリです!そのときは一緒にお父さんも麻辣湯(マーラータン)食べに行こうかなと思います!〟と話し、会場の笑いを誘いました。

【担当:芸能情報ステーション】