太平洋戦争中に水没し朝鮮半島出身者を含む183人が犠牲になった、長生炭鉱を題材にした演劇の公演が21日から山口県宇部市で始まります。

公演は長生炭鉱に近い床波公園の特設テントで行われます。

演劇「海底骨歌」は84年前に事故で水没し、多くの遺骨が取り残されている長生炭鉱を題材にしたものです。

東京の劇団「新宿梁山泊」が3つの都市を回るツアーの一環で上演します。

20日は宇部公演前の最終リハーサルがありました。

「海底骨歌」は炭鉱の過酷な労働や、大切な家族を残して亡くなった犠牲者の思いなどを描いています。

遺骨の収容に取り組む市民団体「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」の活動の軌跡もたどりながら、過去と現代が交錯する展開です。

出演するラサール石井さん
「鎮魂の芝居なので皆さん、とにかく『今は安らかにお眠りください』『必ず遺骨を故郷に返します』という約束の芝居でもある」

宇部公演は9月23日までで、毎日午後6時に開演です。