ドイツの首都ベルリンと北東部の州で、州議会選挙の投票が始まりました。極右政党「AfD」が前回の選挙から支持率を倍増させていて、北東部の州では第一党に躍進する可能性が出てきています。

ドイツの首都ベルリンと北東部のメクレンブルク・フォアポンメルン州で20日、州議会選挙の投票が始まり、公共放送「ZDF」が直前に行った世論調査では、移民排斥などを掲げる極右政党「AfD」が前回選挙から共に支持率が倍増しています。

メクレンブルク・フォアポンメルン州では、「AfD」の支持率が36%、連立与党「SPD」が37%と接戦になっている一方で、メルツ首相の「CDU」の支持率は6%と低迷しています。

ベルリンでは、「CDU」は首位の左翼党に次ぐ支持率20%となっており、18%の「AfD」と拮抗しています。

ドイツでは、6日に投開票された東部のザクセン・アンハルト州の議会選挙で「AfD」が与党に大差をつけて第一党になり、第二次世界大戦後初めて州レベルで極右の首相が誕生するのか注目が集まっています。

今回の2つの州で、極右がどこまで票を伸ばすのか、結果次第ではメルツ首相の責任論が強まる可能性も指摘されています。

結果は日本時間の21日午前には判明する見通しです。