フィリピン当局は、南シナ海でフィリピン船が中国海警局の船に体当たりされ損傷したとして、「乗組員の生命を危険にさらした」と非難しました。

フィリピン沿岸警備隊の発表によりますと、18日、南シナ海の南沙諸島の海域で、中国海警局の船がフィリピン漁業水産資源局の船に体当たりし、船の一部が損傷したということです。

また、フィリピン側は中国海警局の船がフィリピン船への至近距離での接近を繰り返したと主張。「乗組員の生命を危険にさらした」としたうえで、「国連海洋法条約などに明らかに違反している」と非難しました。

一方、中国海警局の報道官は「フィリピン船が接触を引き起こした」と非難する談話を発表。「フィリピン側の行為は国際法や国際的な基本原則に著しく違反し、中国海警局の艦船や乗組員の安全を脅かしている」と主張しています。