当選公職選挙法が定める”もうひとつの当選条件”

異例なのは候補者の人数だけではありません。

現職の市長が出馬しない選挙戦は、桑原敬一元市長が初当選した1986年以来40年ぶりで、本命が見えにくい混戦になる可能性があります。

市長村長や知事の選挙ではもちろん、最も得票が多い候補が当選となりますが、公職選挙法は、さらに「有効投票の総数の4分の1以上の得票」を条件にしています。

つまり、有効投票数の4分の1以上を獲得した候補がいなかった場合はたとえ1位でも当選とはならず再選挙が行われるのです。

実際に、現職が出馬しなかった2003年の札幌市長選では過去最多の7人が立候補し、どの候補者も4分の1に届かず2か月後に再選挙となりました。