3年前、東京・中央区のビル建設現場で鉄骨が落下し作業員5人が死傷した事故で、警視庁はきょう、当時の現場監督と上司の男性2人を業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。
この事故は2023年9月、中央区八重洲にあるビルの建設現場で「支保工」と呼ばれる鉄骨を下から支える土台部分が崩壊し、7階部分から鉄骨5本が落下して、鉄骨の上で作業をしていた原裕一郎さん(33)と花田大和さん(43)の2人が死亡したほか、20代から40代(当時)の男性3人が重傷を負ったものです。
警視庁はきょう、当時、現場監督だった34歳の男性と上司の50歳の男性を、業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。
警視庁によりますと、現場監督だった男性は「支保工」の強度計算を誤り、50歳の上司は現場監督から報告を受けた強度計算に関する確認を怠った疑いがもたれています。
任意の調べに対し、34歳の現場監督は「鉄骨の重さについて、認識の甘さがあったと自分でも痛感しています」と容疑を認めているということですが、50歳の上司は「現場監督の言動などからは強度計算の誤りに気づくことはできなかった」と、容疑を一部否認しています。
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