2025年8月、静岡市駿河区の公民館で、当時78歳の男性を殺害したなどの罪に問われた男の裁判員裁判で、静岡地方裁判所は2026年9月17日、男に拘禁刑16年の判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、静岡市駿河区の無職の男(55)です。

判決によりますと、男は2025年8月、静岡市駿河区中島の公民館で行われていた地域の会合で、当時78歳の男性をサバイバルナイフで複数回刺して殺害しました。

17日、静岡地裁で開かれた判決公判で丹羽芳徳裁判長は、「強い攻撃意図のもと高い殺傷能力を有する凶器を用いて行われた執拗かつ危険なものであった」と指摘しました。

一方で、「被告のASD=自閉スペクトラム症が犯行に及ぶ形成過程に強く影響している」とし、求刑18年に対し拘禁刑16年の判決を言い渡しました。

被告側の弁護士は今後の対応について「本人と話をして決めたい」としています。