■“聞き取りを録音せず”調査の問題
「学校での性被害をなくす会」によりますと、今治市教育委員会の調査では2023年6月13日と翌14日、女性への聞き取りが行われました。
しかし、この中で女性は“二次被害”を受けていました。
(女性のコメント)
「聞き取りの際、教育委員会の教員が当該教員と同期であることを私に話してきた。そのことで公明な判断を下せないのではないかと不安に感じ、“担当者を変えてもらえないか”と伝えたが、“我々が責任を持って対応する”という回答に終始した。事前に連絡なく、面談の場で担当者が変わっていたり増えたりしていて、個人情報や被害に関することを知られていく恐怖を常々感じた」
6月15日には教員への聞き取りが行われ、その際、教員は女性の名前を出していたといいますが、今治市教育委員会はこの重要な聞き取りを録音していませんでした。
そして、7月3日の再聴取では一転して「記憶にない」と証言を変えたといいます。

「学校での性被害をなくす会」が同年(2023年)末に再調査を申し入れた際、7月の聞き取りを根拠に、「被害の事実はない」とする調査報告書を、愛媛県教育委員会に提出し、さらに当該教員が退職したことも判明しました。
(女性のコメント)
「こちらに報告もなく当該教員は辞職していた。どのような経緯で辞職に至ったのか不明で調査は尽くされていないと思った」














