9月17日の宮城県内は久しぶりに晴れ間が広がりましたが、野菜を育てる生産者の気持ちは、晴れない日々が続いています。
秋から冬にかけて収穫されるダイコンやハクサイなどの野菜が、長雨の影響で種まきが出来きず、生産者は、収穫の時期が遅れるのではないかと危機感を募らせています。

農業生産法人 板倉農産・阿部善文・代表:
「出てきたトウモロコシの茎が腐ってしまった。残ったのが今生育している」

宮城県登米市で農業を営む阿部善文さんです。
コメ、大豆など10種類の野菜を生産していますが、8月からの長雨に悩まされています。中でも、トウモロコシは暑さ対策で種まきの時期を例年より1か月遅らせたため、まもなく収穫の最盛期を迎えるはずでした。しかし、長雨によって茎が倒れてしまい収穫量が3分の1程度にとどまっています。

農業生産法人 板倉農産・阿部善文・代表:
「この辺は花粉がかかってない。日照不足でトウモロコシ自体が大きくなれない。(大きさは)3分の2くらいまでしか生育していない」

さらに、これから育てる秋・冬野菜にも影響が出ています。
阿部さんは、例年と同じく9月中旬までにダイコンやハクサイなどの種をまく計画でした。しかし、長雨によって畑がぬかるんでいることから、まったく種をまくことが出来ない状態が続いています。

農業生産法人 板倉農産・阿部善文・代表:
「収穫の時期がどんどん遅れる。最悪の場合は収穫が出来ない。皆無ということになる可能性もある」
「冬の時期の野菜なので、今作付けができないとその時期の需要には間に合わないことになる」

2025年は、猛暑による日照りで水不足に悩まされたという阿部さん。
2026年は一転、天候不順に頭を抱えています。