26日の文化財防火デーにあわせ甲府市の甲斐善光寺では消防設備の点検が行われました。
文化財防火デーは1949年、昭和24年の1月26日に法隆寺金堂の壁画が焼損したことを受け設けられたもので、毎年全国各地で防火運動が行われます。
甲府地区消防本部は、文化財に指定されている24の建造物の消防設備を点検しました。
このうち甲斐善光寺では、担当者が消火器や放水銃に破損がないかや建物の周りに燃えやすいものが落ちていないかなどを確認しました。
甲斐善光寺では2022年4月、本堂の柱や壁の一部が燃える不審火があり、寺では「初期消火の大切さを実感した。こうした点検を通じて防火意識を高め、消火器の使い方や場所の確認を徹底していきたい」と話していました。














