会計処理は、元事務局長1人に

北海道共同募金会の瀬尾英生(せお・ひでお)会長は「伝票などの関係書類の摘要欄に取引内容の記載がないために、会計上の仕訳が困難な金額。(使途不明金の総額は)2億5000万円」「差額の7000万円については、何に使ったのか使途がわからないので、第三者委の分析と調査結果をもって、元事務局長の不正だったのか、内容が書かれていなかったものなのかを判断していきたい」「不祥事を招いてしまったことについて極めて重い責任があると感じている。地域の福祉活動を支援するという重要性はますます増えてくると思っているので、心を入れ替えて一丸となって、透明性を高めながら、誠実な業務運営に努めていく」と説明、陳謝しました。

会計処理は、元事務局長1人に任せられていて、元事務局長は解雇前、募金会の聞き取りに対して「不正を行った。自分がお金を使っていた。申し訳なかった」などと話していたということです。募金会は、弁護士の調査の結果だとして不正は2020年ごろから繰り返されていたとみています。

募金会は9月11日付で、公認会計士や外部の弁護士などによる第三者委員会を立ち上げ元事務局長の関与などについて2027年1月末までをめどに調べ、公表することにしています。

「赤い羽根共同募金」は各都道府県の共同募金会が実施主体となり毎年10月1日から翌年の3月31日まで行われているもので、北海道共同募金会は今年度も募金運動は予定通り実施するとして理解と協力を求めています。