天草市新和町(しんわまち)の海岸では、初春の風物詩となっているアオサの収穫が始まりました。
天草市新和町の海岸沿いには、緑色のじゅうたんを敷き詰めたようなアオサの漁場が広がっています。

松岡邦安(まつおか くにやす)さんの漁場では、潮が引いた時間を利用して、去年10月に種付けしたアオサを機械で摘み取っていました。

このアオサは天然アオサが生育する海岸に網を張り、自然に放出された胞子を幅2メートル、長さ20メートルの網に付着させ伸びたものを収穫しています。
今シーズンは気温と水温が生育に適していて、適度な雨で栄養分も多くアオサの伸びも早かったと言うことですが、ここ数日のシケの影響がでています。
松岡邦安さん「アオサは5センチぐらいまで伸びていたんですけど、2,3日前の寒波の影響で…暴風で切れて・・2センチぐらいは切れていますね」


それでも今年のアオサは色つきも良く、最高の出来になっているとのことです。
収穫は 5月中旬ごろまで続けられます。














