相手も翻弄する“巻き足”

稲場選手の最大の武器は「巻き足」。
足をスクリューのように動かして浮力を生み出し、高い位置からのシュートを可能にしています。
その強さを象徴するのが2024年のパリオリンピック直前、壮行試合でのプレー。
腰から上を水面に上げたまま5回のフェイントからのシュート。相手を完全に翻ろうしました。
中学生が何人立ちはだかってもお構いなし。圧倒的な高さから破壊力抜群のシュートを放ちます。

稲場選手
「(後輩たちは)まだまだですね。でも元気があってみんな上手くなりたいという気持ちで。僕の練習にもなりますし彼らの練習にもなるので、すごく良い環境だなと思います」
地元での練習に笑顔を見せる稲場選手。後輩たちはその背中を追いかけます。

中学生
「稲場選手が教えてくれることによって技がすごく簡単に決まって楽しい。(稲場選手は)僕の夢です。将来ああいう選手になりたい」
「中学生や高校生ではなかなかないシュートを受けられてとても刺激になった。得点王になってMVPになってアジア大会優勝してほしいです」
後輩からのエールを胸に稲場選手は地元・富山への恩返しを誓いました。

稲場選手
「小さいときから育った場所ですし、いろんな支援をしていただいてここまで来られたので、活躍で“恩返し”というかたちで、みんなに勇気や元気を届けられたらなと思っています」
「王者」として臨むアジア大会。
日の丸を背負うエースがその豪腕でアジアの強豪を迎え撃ちます。

稲場選手
「アジア大会が日本で開催されるのは滅多にないことなので、気合入れて全力で勝ちにいかないといけないと思いますけど、自分たちが目指しているところは、オリンピックでベスト8に入ってそこからメダル獲得を狙っているので、アジア大会はぶっちぎりで優勝するのみ。そこしか考えていないです」














