どうやって日本へ?
──いったい、どうやって日本へやって来たのでしょう?
(東洋産業 大野竜徳さん)
「実は、日本への侵入経路ははっきり分かっていません。海外から荷物などに紛れて入ってきた可能性は考えられますが、このルートから侵入した、という具体的な経路は確認されていません。
気がつけば日本にいて、しかも、そこから一気に分布を広げた。小さな虫の世界では、こうしたいつの間にかやって来た外来種は、決して珍しい存在ではありません。
この小さな虫、名前からも分かるように、代表的な食草の一つがブタクサです。幼虫も成虫もその葉を、むしゃむしゃ食べます。
河川敷などでよく見かけるオオブタクサや、子供が投げて遊ぶタイプのくっつきむしで有名なオオオナモミなど、いくつかのキク科植物を利用します。
困ったことに、園芸植物のヒマワリにつくこともあります。ただし、何でも食べるわけではありません。
利用する植物にはある程度の選り好みがあり、好きな植物の葉を選んで暮らしています。
そのため、ブタクサハムシという名前を知らなければ、普段の生活で目にすることはあまりないかもしれません」














