8月の海面水温、観測史上最高を記録

気象庁の発表では、2026年8月のエルニーニョ監視海域の海面水温は、基準値との差が+3.4℃でした。これは、これまで8月として最も高かった1997年の+3.0℃を上回る記録です。

エルニーニョ現象の発生判断に用いられる5か月移動平均値も、6月の時点で+1.9℃となり、3か月連続で基準値(+0.5℃)を上回りました。

太平洋赤道域では、海面水温が中部と東部で平年より高く、海洋表層の水温も同様の傾向を示しています。また、中部太平洋赤道域の大気下層の東風(貿易風)は平年よりかなり弱くなっていました。

これらの大気と海洋の状態は、エルニーニョ現象時の特徴が2026年春から次第に強化されていることを示しており、気象庁は春からエルニーニョ現象が続いているとみています。