9月14日に辞任を表明した中部電力の林欣吾社長が、15日朝、浜岡原発が立地する静岡県御前崎市を訪れ、市長らに謝罪しました。

林社長15日午前8時頃、御前崎市の下村勝市長らを前に、「度重なる不適切事案の発生により、御前崎市の皆さまには多大なるご心配とご迷惑をおかけしています。心よりお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした」と頭を下げました。

また、「半世紀以上にわたって浜岡原発の取り組みに理解を賜り、さまざまな面でご協力・運営を支えていただきました。それにもかかわらず、今回皆さまの信頼を裏切る結果を、招きましたことを、経営トップとして誠に申し訳なく、極めて重く受け止めています」と話しました。

中部電力は浜岡原発3号機、4号機の再稼働審査で耐震設計の目安「基準地震動」のデータを不正に操作した問題で、中部電力は林欣吾社長ら経営トップ3人が引責辞任し、原子力規制員会への再稼働審査の申請取り下げを発表しています。林社長は御前崎市の下村勝市長を訪れ、10年以上にわたった再稼働審査の取り下げと、9月末での引責辞任を伝えま「むしろ新体制のもとで抜本的な改革・再構築を目指したいと思っています」と述べました。

林社長はこの後、静岡県の鈴木康友知事や原発周辺3市の市長とも面会する予定です。