アメリカの長期金利の指標となる10年国債の利回りが、一時およそ3年ぶりに5%の大台を超えました。

14日の債券市場で、アメリカの長期金利の指標となる10年物国債が一時、5.01%まで上昇しました。5%の節目を超えるのは2023年10月以来、およそ3年ぶりです。

中東情勢の緊迫で原油価格が再び1バレル=100ドルを超えるほど上昇、インフレの懸念が高まっています。

こうしたことを背景に、市場では今週、FRB=連邦準備制度理事会が3年2か月ぶりに利上げに踏み切るとの観測が強まっていて、債券が売られ、金利が上昇しました。

悪化するアメリカ政府の財政状況への懸念も債券売りを後押ししていて、ベッセント財務長官は金利上昇を抑える狙いの政策を繰り出していますが、足元では急ピッチでの上昇が続いています。