ICC=国際刑事裁判所の赤根所長に対するトランプ政権の制裁をめぐり、中谷前防衛大臣ら超党派の議員連盟がアメリカに制裁の即時撤回を求め、高市総理の名前で抗議するよう外務省に申し入れました。

中谷元 前防衛大臣
「個人制裁を通じて国際司法機関の解体を目指すような手法は、許されるものではございません」

中谷前防衛大臣が代表を務める超党派の議員連盟は、ICCの赤根所長に対するトランプ政権の制裁をめぐり、きょう(14日)、国光外務副大臣に抗議文を手渡しました。

政府のこれまでの対応について、中谷氏は「相容れない措置であるならば当然アメリカに撤回を求めるのが筋だ」と述べ、総理や外務大臣の名前でアメリカに抗議し、制裁の即時撤回を要請するよう外務省に申し入れました。

このほか、▼来週始まる国連総会の一般討論演説で高市総理がICCへの支持を表明することや、▼2027年のICCへの分担金を前倒しで拠出することなどを求めました。

これに対し、国光副大臣は「法の支配と日米同盟の堅持が両立する形でしっかりと取り組んでいくため赤根所長と議論を続けている」と話し、「これからも一貫してICCを支持し、赤根所長を守っていきたい」との考えを示しました。