待ち構えていた厳しい現実

光宏さんが神職に就いたのは、5年前のことです。宮司である父が高齢となり、会社員を辞めて神社を継ぐことを決意しました。

しかし、待っていたのは、地域の神社が抱える厳しい現実でした。

吉田光宏さん「参拝者が全然いなくて、月に20人とか30人。勢いよく(仕事を)辞めたのはよかったが、収入が追い付いていかなくて、夜勤の仕事をやって」

昼は神主、そして夜は工場で働く日々…それでも支えになったのは、この神社を残したいという思いでした。

吉田光宏さん「このまま人の来ない神社なのか、人がいっぱい来てくれる神社になるか、それは自分がこれから何をやるかだったので」