2020年から5年間に結婚した夫婦に、知り合ったきっかけを国が調査したところ、「マッチングアプリなどのネット」と回答した人が初めて2割を超えたことが分かりました。

国立社会保障・人口問題研究所は、2025年、未婚の人や夫婦を対象に結婚などに関する調査を行い、きょう結果を発表しました。

調査結果によりますと、2020年から5年間に結婚した夫婦に知り合ったきっかけを尋ねると、最も多いのが「職場や仕事で」20.9%、次いで「友人などを通じて」と「アプリなどのネット」がいずれも20.2%となりました。

マッチングアプリなどで知り合った割合は、2021年の前回調査から倍増していて、初めて2割を超えました。

担当者は「新型コロナ感染拡大の2020年頃から、アプリなどの利用が増えていてコミュニケーションの仕方が変わったと考えている」などと分析しています。

また、夫婦の最終的な子どもの数が平均で1.86人となり、1940年の調査開始以降、最も低くなりました。

子どもがいない夫婦と、1人いる夫婦の割合が増え、2人いる夫婦については、初めて5割を下回りました。

結婚の年齢が上がっていることや、仕事をしながら子育てしている女性が多いことから、「2人目の壁」があると指摘しています。

一方、18歳から34歳の未婚の男女を対象に行った調査では、「一生結婚するつもりはない」と答えた男性が24.0%、女性が21.5%となり、いずれも初めて2割を超えました。