高知県内では9日までに非常に激しい雨が降ったところもありましたが、「四国の水がめ」とも呼ばれる早明浦ダムの貯水率が回復するには至っていません。10日午後5時時点の早明浦ダムの貯水率は7.7%と、9月3日から一桁台が続いていて、平年値の82.5%を大きく下回っています。

▼リポート 奥山宙
「連日の雨で早明浦ダムの貯水率の回復が期待されましたが、あちらの旧大川村役場は建物全体が見えていて、2週間前よりもむしろ水位は下がっています」

県内では7日の降りはじめから9日までの総雨量が150ミリを超えたところもありましたが、早明浦ダム上流のいの町本川の総雨量は42ミリでダムの水位回復には至っていません。下流ではきのうまでにまとまった雨が降ったため、香川・徳島での第4次取水制限は一時解除されていましたが、10日午前9時に再開されています。

▼本山町から(大川村出身)
「『かわいそうだ』と思うところもあるし、『この辺りに家がいっぱいあったのにもう無い』と思ったりもして、複雑。良いか悪いかの境目がわからない」

気象台によりますと、県中部では11日にかけての24時間で多いところで50ミリの雨が予想されていますが、今後一週間で水位が回復するほどのまとまった雨は降らない見込みだということです。