実際の面積をより正確に表す「イコールアース図法」の提唱者が公表した世界地図で、北方領土がロシア領と同じ色で描かれていたことをめぐり、木原官房長官は地図を掲載しているウェブサイトの運営者に修正を申し入れたことを明らかにしました。

木原稔 官房長官
「イコールアース図法の提唱者が公表した地図において日本政府の立場に反する表記が見られることは認識をしております。政府としては我が国の領土および地理的名称に関する誤った認識が広まらないようにする必要があると考えており、この地図を掲載しているウェブサイトの運営者に対して在外公館を通じて地図の表記を修正するよう申し入れを行いました」

「イコールアース図法」は、広く使われてきた「メルカトル図法」などに比べて国や大陸などがより実際の面積に近い大きさで示される地図で、4日の国連総会で使用を促す決議が採択されました。

木原官房長官はきょう(10日)午前の会見で、地図を掲載しているウェブサイトの運営者に修正を申し入れたことを明らかにしたうえで、「引き続き必要な働きかけを行い、我が国の立場が損なわれないようにしっかりと対応していく」と強調しました。