分厚いチャーシューに半熟卵がとろ~りの「チャーシューエッグ」を看板メニューにする店が増えています。人気のワケは、客だけでなく店側にも?

鉄板焼き&特製ダレ“SNS映え”で拡散

東京・五反田駅から徒歩5分の『大衆食堂スタンドそのだ 五反田店』

麻婆豆腐定食や焼きそば定食など、ボリューム満点のランチを求めいつも大賑わいですが、男女問わず1番人気なのが「チャーシューエッグ定食」(1200円)です。

厚切りの豚肩ロースのチャーシューを大きな鉄板で焼き上げて、しっかりと焼き目をつけたら、半熟の目玉焼きと一緒に盛り付け。その上から、玉ねぎの甘みとニンニクを効かせた特製ダレをたっぷり。

さらに唐揚げ1個&ポテトサラダが添えられ、ごはん・みそ汁・漬物がついてきます。

THE TIME,マーケティング部 植 万由香部員:
「いい香り~。甘辛いタレがチャーシューに合っていてすごく美味しい。黄身を崩すと卵のまろやかさとコクが合わさって、チャーシューたくさん入っているけど一気にペロッと食べられる」

▼30代男性:「味が濃くて、チャーシュー柔らかくて、卵と合って、全部含めて美味しい」
▼30代男性:「インスタグラムを見てすごくうまそうだなと思って。チャーシュー自体がそこまで脂っこくないので、ご飯がすごく進む。大満足」

副店長・川上泰治さん:
「お客さまがインスタグラムに載せてくれて広がった。1日平均70食くらい。1番人気でずば抜けて出る」

東京の餃子店では“もう1つの看板”

東京駅のエキナカにある『東京ギョーザスタンドウーロン』は、ビールと餃子の店ながら、ランチタイムは、餃子をさしおきチャーシューがセンターを飾る「チャーシューエッグ定食」(1200円)が人気。

▼30代女性:「初めて食べたけどハマった。満足度100点」

大ぶりで厚切りの豚バラチャーシューは、焼かずに仕上げるしっとり系。その上に半熟の目玉焼き。焼き餃子2個・ごはん・スープ・生ザーサイがついたボリューム満点のセットです。

植部員:
「チャーシューあっさりしている!たれのショウガがきいていて爽やかで、お肉にすごく合う。美味しい」

ラーメン店で8割注文“背徳サイズ”

ショウガをたっぷりきかせた新潟長岡市のご当地ラーメンが味わえる『Heart Restaurant 安ざわ家 練馬店』(東京・練馬区)でも、“客の8割”がチャーシューエッグを注文。

中でも目を引くのが、1日5食限定の「キングチャーシューエッグ定食」(1980円)です。

ごはん・スープとともに提供されるのは、直径15cm×厚さ3cm、重さ300gの“特大チャーシュー”。その下に、半熟の目玉焼き2つが隠れています。

植部員:
「こんなに分厚いのに口の中に入れた瞬間お肉がホロホロ。焦げ目の香ばしさが一気に鼻に抜けるので、甘辛さと香ばしさが両方楽しめる。卵との相性が抜群!箸が止まらなくなりそう」

店主・安澤悦史さんによると、美味しさの秘密は“ラーメンのかえし+ハチミツ”で「かりっと仕上げている」から。ハチミツを使うことで、すっきりとやさしい甘みになるといいます。

提供店「1年で2,8倍増」なぜ?

グルメサイトの『ぐるなび』によると、チャーシューエッグを取り扱う店は2025年7月⇒2026年7月で“2.8倍に増加”しているとのこと。

なぜ、人気なのでしょうか?

『ぐるなび』飲食店支援事業部・山本瑛美さん:
「食べ応えがある。食材の観点では価格が抑えられるし、すぐに提供しやすい。メニューに導入しやすいところも飲食店側のメリットになる」

“煮豚”から切り替えたら「売上8倍」

東京・新橋にある『チャーシューエッグと豚汁』は、その名の通りチャーシューエッグの専門店(※水・木・金のランチタイム営業)

▼30代女性:「毎週必ず来る。豚が柔らかいし味付けもばっちりで、すっごくお腹いっぱいになる」

人気の「チャーシューエッグ定食・豚汁付」(1500円)は、“6時間煮込んだ”厚切チャーシューに半熟の目玉焼き。辛ネギ・もやしナムル・ごはんに、白みそ・赤味噌を合わせたゴロゴロ野菜の豚汁がついてきます。

植部員:
「チャーシューが口に入れた瞬間にほどけていく。辛ネギと一緒に食べると、結構辛さが強くていいアクセントになるし、豚汁が優しい味で、濃い目のチャーシューエッグにすごく合う」

実はこの店、もともとは煮豚の専門店。半年前にチャーシューエッグに切り替えたところ…

COOエリア統括・高岡正人さん:
「煮豚のころよりも、売上が8倍ぐらい伸びている。チャーシューエッグというワードの力かな」

じゅわ&とろ~で、お腹も心も満たしてくれるチャーシューエッグの人気が広がっています。

(THE TIME,2026年9月8日放送より)