秋篠宮ご夫妻が、ノルウェー前国王の葬儀に参列するため、現地に向け出発されました。

午前10時ごろ、秋篠宮ご夫妻は、東京・羽田空港で見送りの宮内庁職員らと挨拶を交わし、政府専用機に搭乗されました。

8月28日に逝去した前国王ハラルド5世の葬儀は、あす(9日)首都オスロで執り行われ、イギリスのウィリアム皇太子やアン王女ら世界各国の王室関係者らが出席します。

皇室に対しては、天皇陛下に案内がありましたが、慣例により、陛下が秋篠宮さまと紀子さまを派遣されました。

1991年、元国王オラフ5世の葬儀の際には、当時皇太子だった現在の天皇陛下が参列されています。

現地時間9日午後、ご夫妻は、国王の住まい・ノルウェー王宮にあるひつぎをおよそ1.2km離れたオスロ大聖堂に運ぶ葬列に加わったのち、葬儀に参列されます。

おふたりは10日に帰国される予定です。

■皇室とノルウェー王室の交流

亡くなったハラルド5世は、セーリングの選手として1964年の東京オリンピックに出場したほか、ノルウェー国王としては2001年に国賓として来日し、上皇さま(当時天皇)が神奈川県のヨットハーバーなどを案内されていました。

また、秋篠宮さまは1989年のノルウェー旅行の際、ハラルド5世に招かれ昼食を共にされているということです。

皇室とノルウェー王室の交流は令和に入ってからも続き、新国王のホーコン8世(当時皇太子)は2019年に天皇陛下の「即位礼正殿の儀」に参列したほか、今年6月には皇居・御所を訪ね、天皇ご一家や秋篠宮ご夫妻と面会されています。

また、女性が王位継承権を持つノルウェーでは、ホーコン8世の即位に伴い、長女のイングリッド・アレクサンドラ王女(22)が王位継承順位1位になりました。