アジア大会2大会連続の出場となる、なでしこジャパンMF・塩越柚歩(28、日テレ・東京ヴェルディベレーザ)。9月14日の1次ラウンド初戦・タイ戦を目前に控え、TBSテレビ『KICK OFF! J』の齋藤慎太郎アナウンサーがインタビューを行った。日本開催となる今大会への思い、そしてピッチ外で多彩な活動を続ける理由とは。
「物足りなさを感じた」前回大会
2023年に中国・杭州で行われた前回大会では10番を背負い、キャプテンとしてチームを優勝に導いた塩越。しかし、その輝かしい結果の陰には大きな葛藤があった。
齋藤アナ: 前回大会のご自身のプレーぶりはどんな印象がありますか?
塩越選手: 前回は怪我明けからの招集だったので、自分のコンディション的には全然上がってない状態で…パフォーマンスは全然発揮出来なかったなという印象でした。10番でキャプテンで、メディアの方も取り上げてくださる中で、期待には正直応えられなかったかなっていう率直な気持ちはありますね。

齋藤アナ: 全試合に先発して4ゴールを挙げて。それでもプレー自体が、ということですか?
塩越選手: そうですね。全試合でハーフタイムに交代して。怪我明けだったので時間制限がある中で、それでも使い続けてくれたというところはもちろん感謝したいですけど、やっぱり90分間ピッチに立ち続けるべきだと思っているので。そこを自分自身に求めたかったですし、そういうところはちょっと物足りなさを感じた大会だったかなと思います。
齋藤アナ: どんな怪我だったのですか?
塩越選手: 足首の“ネズミ”(足関節内遊離体)が急に現れちゃって。メンバーが発表されてからの怪我だったので急いで手術して、1か月弱くらいで試合復帰して、そのまま代表合流してみたいな感じだった。

齋藤アナ: 今回のアジア大会は、どういった位置づけで考えられますか?
塩越選手: 代表はすごく自分にとっても特別な場所。国内のメンバーと言いつつも選ばれたからには頑張りたいと思いますし、しっかり結果を残してこそ自分の価値だと思うので。そこをどれだけやれるかというのはすごく楽しみですね。
齋藤アナ: 即席チームで挑む難しさがあると思いますが、ご自身の強みはどう発揮したいですか?
塩越選手: 味方に合わせられるのが自分の強みだと思っているので、いろんな特徴を持つ選手たちの良さをうまく生かしたいですね。「ここを頑張ったら味方が楽できるかな」という絆や思いやりを大事にプレーしたいです。
齋藤アナ: 32年ぶりに日本での開催ということになりますが、このあたりの意義はどう感じますか?
塩越選手: 日本がすごく盛り上がる大会だと思います。そこに自分が参加できるというのは特別ですし、だからこそ結果を求めてやりたいと思います。














