寒波によってJRや高速バスなど多くの交通機関に影響が出ています。一部の国道や高速道路では通行止めの区間もあり、注意が必要です。

JR九州によりますと強風の影響で、日豊本線の特急ソニック大分ー博多間でこれまで10便が運休となったほか、普通列車の大分ー小倉間で一時運転の見合わせが発生しました。

(乗客)「家に帰れないので、お母さんに車で迎えにきてもらう」

(渡辺キャスター)「高速道路も雪の影響で通行止めとなっており、車もUターンしています」

高速道路は東九州道が大分インターから福岡方面、大分道が日出ジャンクションから福岡方面が通行止めに。

(糸永記者)「雪の影響で高速バスの福岡便が終日運休となり、職員が紙を張り変えるなどの対応に追われています」

一方、路線バスは大分交通が午後7時から大分市内全ての便を運休とします。

空の便です。日本航空が夕方以降に大分空港を発着する3便、アイベックスが名古屋便2便の欠航を決めています。

四国方面を結ぶフェリーは宇和島運輸フェリーや国道九四フェリーなどほとんどの便で運休しています。

雪の影響は一般道でも…

(高橋宏明記者)「雪のため通行止めが発生したということで、付近では大渋滞が発生しています」

(ドライバー)「大型なので他に道がなく困っている」「暗くなるようだと戻って宿を探さないといけないかな」

国交省によりますと宇佐市と日出町の間の国道10号と、九重町と由布市湯布院町の間の国道210号が除雪作業のため全面通行止めとなっています。